【投資に興味がある】損すると思って踏み出せない方へ元証券マンがガチで解説します。

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Stone Mountain 編集長

この記事は次のような人におすすめ!
・投資をする上での基本の心構えを知りたい
・投資について気になるけどなかなか踏み出せない
・そもそも投資についてよくわかっていない

世間のイメージは、「損する」、「よくわからない」、「怖い」、等ネガティブなイメージがあり、興味があってもなかなか踏み出せない人も多いと思います。

この記事では、投資に興味がある人が一度は思った事があるそもそも投資とはどのようなもの?それを知ったうえで、どのように向き合っていくべきなのかという点について、詳しく解説します。

目次

そもそも投資って何?

広辞苑によると、利益を得る目的で、事業に資金を投下すること、元本の保全とそれに対する一定の利回りとを目的として貨幣資本を証券化することと書いてあります。

簡単に言うと、お金を増やすために、事業や株式などにお金を投じることです。

お金を増やす目的がある時点で、それは投資になるのです。

投資は、ギャンブルと違うのか?

実際に筆者も証券会社勤務時代に、投資未経験の方から、投資とギャンブルの違いについて、質問されることが多くありました。

答えはNOです。ギャンブルと投資には決定的な違いがあります。

それは胴元の存在です。

競馬、競輪、ボートレース等の公営ギャンブルは、利用者が購入した券のうち、当たり外れに関係なく、券を購入した時点で、20~30%分が胴元に入る仕組みとなっています。

これを控除率と呼びます。控除率は簡単に言うと、購入する際の手数料と考えて良いです。

これを利用者の立場から見ると、券を購入した時点で、20~30%の手数料を払っていることになります。

金融商品の手数料は高いもので、約3%なので、単純比較しても違いは歴然ですね。

*毎月10万円に対して手数料3%と手数料20%かかった場合の比較(10年間)

このように長期間でみると、はっきりとした違いわかると思います。

株式やFXには胴元が存在しないので、手数料を抑えることができるため、長期で投資することに適しています。

長期で資産価値を考えることが、投資をする上でとても重要なポイントになります。

Stone Mountain 編集長

この投資とギャンブルの違い、面白いくらい沢山聞かれるんですよね。
なので究極にわかりやすく説明するときは、NARUTOで説明します。
チャクラ切れ状態で多重影分身をする(ギャンブル)のと、仙人モードで風遁螺旋手裏剣打つ(投資)ぐらい全然違う事なんだと力説します。

昔と今のお金の価値は違う

昭和戦後の時代、うどん一杯食べるのに、かかったお金は30円でした。

小売物価統計調査主要品目の東京都区部小売価格(1950年~2010年)

今では1杯300円を超える金額となり、10倍以上の値段まで上がっていると思います。

それはインフレが関係しているからです。

インフレとは物の値段が上がり、お金の価値が下がる現象のことを指します。

昔の1万円と今の1万円の価値は違います。

現金を長く持ち続けた場合、物価が上がる度に損をしていることになります。

このインフレに強い資産の代表として、株式や金、不動産が挙げられます。

理由は物の値段と一緒に価値が上がる特徴があるからです。

このメカニズムを知っているだけで、インフレに対して対策が可能になります。

リスクゼロの金融商品など存在しない

よく元本保証で、お金を増やせるといった話を耳にすることがありますが、元証券マンの立場から言わせていただくと、本当に信用しない方が良いです。

なぜなら金融商品に投資する上で、元本保証は存在しないからです。

さらに絶対に増えるといった断定的な表現をする方にも気を付けた方が良いです。

断定的判断の提供と言って、多くの投資商品の勧誘の際に禁止されている行為になります。

リスクとリターンの関係

投資の世界では、リスク・リターンのトレードオフという基本概念があります。

これはリスクが大きいほどリターンも大きくなるという考え方です。

より大きなリターンを得ようとすれば、それ相応のリスクを取ることになり、損失したときの額も大きくなります。

安定的なリターンを得ようと、損失リスクを抑えることも可能ですが、その場合リターンの大きさは限定的となるでしょう。

このトレードオフの関係をしっかりと覚えておいてください。

資産を継続して増やすには、自分が今、どのくらいリスクを取っているのか、客観的に分析することが重要です。

これが習慣化すれば、甘い話についつい飛び乗ることは無くなるでしょう。

それでも踏み出せない人へ

投資をした方が良いのはわかっているけど、やっぱり勇気が出ないという方も多いと聞きます。

そんな中、反対に投資に対して心理的ハードルが低い人がいます。

それは会社経営者です。

経営者は、小さな決断から大きな決断まで、あらゆる場面でとにかく決断をすることを迫られます。

大事な場面で何かを決める時、その決断がもたらす結果について、考える場面が多く、常にリスクとリターンの関係に照らし合わせています

実際に筆者が証券マンとして勤務していた時の顧客の半分以上は会社経営者でした。

当時その経営者の意識、感覚に近づけるために、実践していたことがあります。

日常生活の中での自身の決断に対して、仮説⇒検証⇒振り返り⇒改善のサイクルを繰り返すことです。

俗に言う高速PDCAというやつですね。

ここで伝えたいのは、もし、あなたが会社経営者のように大きな決断する環境にいなくとも、自分にベクトルを当てて、なぜその決断を行ったのか、日常の決断に対してひとつひとつ意識して、向き合ってみてください。

そうすることで、今までにはない決断力を養うことができると信じています。

Stone Mountain 編集長

ちょっとカッコつけた言い方でイラっとした方も多いと思いますが、これを実践するようになってから、ほんとに自分の行動に対して、後悔をすることが少なくなりました。ちなみに私は元々ポジティブです。

投資することのメリット

お金を増やすこと以外に、投資を行うことで感じられるメリットを紹介します。

  • ニュース、メディア、世の中で起こっている日常の情報に敏感になる。
  • 物事を連想して捉えられるようになる。
  • 自分で考えて決断する力が身につく。

特に物事を連想する力については、かなり鍛えられたと思います。

例えば、アメリカ大統領選挙について、今度のアメリカ選挙でトランプが再選しそうな状況だとします。

その際の脳内イメージは大体こんな感じです。

このように日常に流れてくる情報に対して、連想する習慣をつけることが投資脳を鍛えることにも繋がりますので、筆者も継続して実施しています。

ちなみに株式のプロ投資家は、このような連想イメージに対して具体的な数値データを用いて、仮説と検証を繰り返していきます。その中で、これだ!と思う企業に投資していくのです。

実は夢がある世界

20年前、スマートフォンメーカーであるアップルの株を100万円分買ったとします。

時を超えて2023年の年末時点の株価で計算すると、なんと167倍の株価になっており、資産価値100万円が1億6700万円になったことになります。

Stone Mountain 編集長

これ見てどう思いますか?悔しい以外の気持ち見つかりませんよね?
iPhoneがソフトバンクで発売されて、初めて手にしたあの瞬間に、アップル株買っとけば良かった。アメリカ株って本当に夢があります。

さいごに

投資は本当に必要なのか?という問いに対して、筆者は自信をもってYesと答えたいと思います。

新NISA始まってからすぐに、大暴落が起こり、不安定な株式市場に対して、投資に対してネガティブな印象を持っている人も多いのではないでしょうか。

長期でしっかりと向き合い、対策を立てていけば問題はないはずです。

どのように対策していくかは、本ブログメディアで今後じっくり解説していく予定です。

株式の有名なインフルエンサーであるテスタさんも、株式で大きな損失出してしまった青汁王子に対して、「いつ暴落が起こっても良いように準備しているので、暴落しても心が焦ったりしていない。」とお話している姿を見た時に、流石だなと感心しました。

投資に必要な知識を身につけて、目標のリターンがかなえられるように、お金と楽しく向き合うことで、人生をより豊かなものに変えていきましょう。

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